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【ひ】
直向きな 歩みの先に 光あり |
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大きな目標に立ち向かう者には、必ずと言っていいほど障害が立ち塞がります。 それは自分自身の心の中にあるマイナス要素が浮き彫りになるからです。 それまでは混沌としていた心の世界に、希望(夢や理想)の灯火が灯ることによって、その希望の方向にスポットライトが照らされることで、今まで見えなかった心模様が輪郭を表すのです。 これは病気快癒の法則と同じ原理でありますが、病気を治療して体調が快癒に向かうと、一旦は病状が悪くなったような症状が出るのです。 これは自壊作用(ケミカライゼーション)と言って、体内の生命力が健康状態を取り戻すために善展開する自然治癒力に該当します。 この自壊作用の法則が、運命のケミカライゼーションとなって働き、心の奥底に存在する真実の夢を現実世界に導き出すために、その介在物となっているマイナスの心(不安や恐怖)を浮き彫りにさせるのであります。 つまり本人が夢や理想を抱かなければ、心の暗部に隠れたまま無意識的衝動として悪影響していた主原因が、目的目標を抱くことでスポットライトが照らされ、無意識的衝動は意識的衝動として白日の下に晒されるのであります。 しかし障害がクローズアップされ問題把握されれば解決は早いのです。 目に見えない(捉えどころの無い)敵は魑魅魍魎の世界に感じますが、主原因がハッキリすれば具体的対策も有り得るからです。 繰り返し襲いかかる運命の波は、それまで疎かにしてきた心の浄化を催促しているのです。 それらの介在物(障害物)を乗り越えた先に夢の達成がある。 人生の様々な障害は、その夢が真実の夢であることを雄弁に語っている。 だから恐れずに、しかも慌てずに、一つずつ着実に目先の問題を対処するべきでしょう。 そうして一つずつ障害を乗り越えた経験は実績となって、人間としての自信となり確信となる…。 遠くに揺らぐ夢の灯火を見失うことなく、一歩づつ地道な歩みを心掛けて下さい。 踏み締める一歩ごとの重みを体感した人こそ、未来の若者たちが人生の師として仰ぐ達人の境地に立てるのであります。 |
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