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【判断】実相流転(天⇒地) |
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【 深 想 】
ここまで『見証』『熟考』『真実』について、判断の理念を取り戻すための徳目段階を語ってまいりました。 実相の真理を基にして最終採決を果たしたから終了…と言う訳には行かないのです。 むしろ此処からが高徳者たちの本領発揮なのであります。 真実の実相を最終採決によって掴み取ったなら、その命綱(真理に叶った唯一の選択肢)を原点として、今度は地上世界に生きる人間の仕事や生活に善展開させるための具体策を想い描くべきであります。 そのために次なる徳目(深想)が用意されています。 『深想』の徳目は唯一絶対の真相真理を地上に具現化するための徳目段階であります。 この具体策は具体的であればある程に実現の時期が早まってきます。 また何処まで明確に細部まで描けているかによって、本人の真剣さや覚悟が如実に現れるのです。 その想念の想い描きを客観視する複数の霊人が存在し、善き霊人(守護霊)は本人のプラン(想い描き)を確認して、本人の主体性を貴びながら理想実現の手助けをします。 また守護霊は必要に応じて専門分野に秀でた指導霊に知識や経験智を戴きながら、守護する地上人間と共に理想実現に取り組むのです。 方や悪しき霊人も貴方のプラン(想い描き)を覗き見ています。 そうして何とかしてプラン(想い描き)を歪めて悪の道に引きずり込もうと画作するのです。 しかも悪霊の世界にも仮初めの組織(力の倫理による)があり、巧みな技巧で悪行アプローチ(主体性を放棄させる)を仕掛けてきます。 こうした善霊人と悪霊人の違いを判別出来なければ、これは悲しい現実ですが知識や技術が高い人ほど魂を狂わされる危険性も高いと言えます。 その危険性回避の為にも『深想』の徳目段階で、自身のプラン(実相世界に通ずる想い描き)が欲得願望に歪んで行かないように気を付けなければならない…。 時折り立ち止まり反省回顧を入れながら想い描きの質を高めてゆく努力を惜しまないで致だきたい。 利己心や自己都合に侵されると、何時の間にか主目的を外されます。 これを魔が差すと言いますが、外部からの悪影響(悪霊憑依)を呼び込んだのは、自身の心の内部に潜む利己心魔(我儘・失望・怠惰)であることも忘れてはならないのです。 発想力には技術的な高揚も必要ですが、質(内容)の高揚も重要な要素であります。 何のために誰のために何時から始めて何処へ行くのか…。 そうした目的忘却は徳者にとって怠慢以外の何ものでもありません。 もともと立派な魂段階であった高徳者が判断の理念(徳性)を失うことがあるなら、それは恐らく心に隙が出来た際に魔が差して、悪魔の唆しに負けて五毒(我欲・欺瞞・愚弄・下劣・傲慢)に侵されたからなのです。
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