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継続五大要素 |
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【 秘 境 】
【継続】の理念の五大要素の二つ目は『秘境』であります。 人間は太古の昔(人それぞれ魂の古さ新しさは違うが…)創造主である大生命から枝岐かれた個生命として、永い長い転生輪廻を繰り成してまいりました。 個生命として分化した時点で、個性化した魂の容量なりの視野(認識力・判断力)になった訳で、そこに新たな学びの余地が生まれ、更なる進化発展を目指して努力精進も始まるのです。 未だ知られざる未知の領域があるからこそ、人類は進化を遂げたはずであります。 その昔、水平線の彼方に何があるのかを確かめるために、勇気を持って船出したコロンブスは新大陸を発見しました。 また空に浮かぶ月には何があるのかを確かめるために、地上を飛び立ったアポロ11号は月面に足跡を残したのです。 秘境に対するロマンの追究は人類の知性を育み、近代科学の発展に貢献しました。 未知なるものへの興味関心は【継続】の理念に繋がる要素があります。 そこに人類未踏の地がある限り、秘境は天才児を育て続けます。 彼らは決して諦めることなく人類の未来を開花させるために、人生そのものを研究開発に費やすのです。 ここに天才の証明(条件)としての【継続】の徳性が発揮されるのであります。 近年(20世紀〜21世紀)の世界情勢を見ると、人々の生活の中には秘境へのロマンが薄れつつある…。 これは経済至上主義が実績優先(汚染)を残した弊害で、国家運営まで商売化させてしまった政局にも問題はありますが、人々は日々の生活維持だけで精一杯であり、新たなロマンを求めるには現実味に欠けるということも頷けます。 欲得願望を煽る商戦は、社会経済が今だ戦国時代の域にあることを物語っているのです。 人間の生長に足枷を嵌める現実至上主義は、魂を呪縛することで人間の生命の実相を忘却させる悪習慣となります。 習慣は継続の骨格ですが悪習慣は魂に悪影響を刻印するのみです。 むしろ悪習慣からの解脱が正しい継続の徳性を磨いてくれるでしょう。 そのためにも貴方は夢を持たねばならない…。 しかも背伸びしても届かない夢であるべきです。 理想は高ければ高いほど良いと言えます。 ただ余りにも遠い目的地に溜め息を付いて諦めないように、途中下車できるような中間目標を適度に用意することです。 未だ知られざる人類未踏の地に夢を描いて、そこに人々の幸福を重ね合わせられる人こそ生粋の偉人として賞賛されるでしょう。 秘境は未だ三次元世界にも無数にあります。 更に霊的世界には無限に存在します。 そうした秘境を夢追う人々が時代を根底から底上げするのです。 かくして『秘境』は【継続】の理念の五大要素の一つとして数えられるのであります。
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