【信念】実相流転(地⇒天)

 

【 歓 喜 】

 

信念の理念を取り戻し、体現した信念の徳性を生きる者が、日々心掛けてゆくものは何であるかと言いますと、喜びを持って人と接し、明るさを持って人生を生きると言うことです。

これを『歓喜』という徳目として日々磨いて致だきたい。

この『歓喜』が目先の迷い事を振り払い、暗雲棚引く前途を薙ぎ払う生命の剣になるでしょう。

たった一つの目標(理想)に向かって強き信念を抱く者を、逆説を持って改心させんとする善人が後を断たず現れてきます。

理想が中途半端であれば悪用しようとする悪人が後を断たず現れてきますが、可笑しなことに理想が高ければ高い程、その走り始めには善人が足止めするようなアドバイスをしてくるのです。

彼らは間違いなく善人なのですが、その道の難しさや身を案ずる心配を含め、結果的には信念を揺るがすアドバイスになりがちであります。

これは愛情から出てくる言葉であるため無碍にはできません。

しかし自身の理想を失わしめない心づもりがないと、愛情から出た逆説的アドバイスであるからこそ、しかも相手が良識ある善人であるからこそ、固い信念が揺らぐこともあると言うことです。

長らく考えを巡らした上で結論に至った信念であるなら、目先の波風(逆説的アドバイス)に右往左往することなく、明るく素直に信念を貫く姿勢が大切です。

善良なるアドバイスは自分への愛情の架け橋だと感謝して受け取り、その有り難さをフォローに変えて信念を貫くべきでしょう。

そうした強き意志を貫くからこそ周囲の善人が投げ掛ける心配(逆説的アドバイス)を信頼(共鳴者・応援者)に変えられるのであります。

その為にも全生命を懸けて理想実現に立ち向かうしかありません。

何時の日か理想が果たされたなら、その成果は信頼者たちの御蔭(バックアップ)でもあるので、なおさら相互の信頼は増してゆくのであります。

『歓喜』の徳目は現代社会の荒波の中では維持継続が難しいかもしれませんが、そこは日々磨いてきた徳性をフル回転させながら大人の対応を心掛けて致だきたい。

それが生きる手本として社会の中に紛れ込んだ高徳者たちの人格であり神格でもある…。

『歓喜』は傷みを忘れさせる効能があります。

また『歓喜』は悲しみを和らげる作用がある。

さらに『歓喜』は辛さを薙ぎ払い、悪運を強運にして善運(良運)へと転換する力があります。

『歓喜』の徳目は反省回顧に裏打ちされたプラス思考であり、基礎研鑽に裏打ちされた光明思想であるのです。

いずれにしても軽はずみな猪突猛進ではなく、綿密な回想計画に基づいた精神総意を後光にして、着実な一挙手一投足に努めるための重要なアイテムが『歓喜』の徳目であるのです。

 

 

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