【三観指針】

 

【三観指針】新生A

 

今までの話を要約すると、原因となる因子は一つであり、結果としての現象も一つでありますが、経過に於いては無数の途中経過が有りうるということです。

つまり高尚な原因であっても経過が歪めば悪しき結果を現しますし、良くない原因であっても経過次第では好結果を現すこともある…。

要するに経過が一番大切な領域であるということです。

そうであるにも関わらず、結果ばかりを重要視する人が後を断ちません。

これは個人的な評価を形ある結果からしか感じられない現代人の悲しい現実です。

またネガティブな人々は原因ばかりを指摘して悶々と堂々巡りを繰り返します。

これは潔癖なまでの完全主義を貫こうとする現代病の一つです。

更にポジティブな人々は原因も結果にも重きを置かず、ましてや経過も軽んじたままで楽観主義を決め込む人が多くなってきました。

これは精神面の基礎さえままならない状態でありながら、手軽に得られる知識のみを頼って生きる現代人の悪習慣が主原因になっています。

人生には明るい未来を開くための夢や理想が必要ですが、なかなか自分なりの目標(夢や理想)が見つけられない人が多いようです。

こうした人は自分自身の経過(魂の傾向性)を見つめる習慣が薄いのでしょう。

自分自身の魂の傾向性が有り有りと見えるなら、その利点を活かして人様のお役に立ちたいと想えるでしょうし、自分自身の役割が明確に感じられるため、何処に赴けば良いか何を手掛ければ良いかが解ってくるのです。

このように人生を最も左右する経過に当たるものが、人間の精神世界に存在します。

この心の領域を人類は長らく闇に葬り去っていたのです。

自分自身の心でありながら感情統制の効かない責任を他者に転嫁して自己内部改革を怠ってきたのです。

自身の良くない心の領域を見たくない(認めたくない)がために放置してきた精神世界は、もはや無法地帯になっています。

外見では人格者に見える人でも、心の中では平気で他人を殺したり奪ったり犯したりしている理由は、他人には心の中まで見えないだろうと決め込んでいるからでしょう。

しかし霊界からは心の領域もガラス張りの如く丸見えになっています。

だからこそ悪心を抱く人には悪霊が憑き、善心を抱く人には神仏が寄り添っています。

霊性を開いた人には、その事実が日常茶飯事の如く見える…。

こうした経過を見る目を強化しなければならないのです。

三観指針は実相・流動・現象の三つを観る瞳を磨き、運命打開の秘策に於いては流動的真理を多用します。

 

 

  徳性開発十大理念【仁徳】【新生】