【探究】実相流転(天⇒地)

 

【 究 明 】

 

自分の立ち位置を確認して自由な発想を広げた先に見えてくるものがあります。

それが真実であります。

その真実を更に深めながら世に還元する使命が、探究の徳性を体現した高徳者の天職なのです。

そのためにも真実に光を当てて世の中を明るく照らす生き方を貫くことです。

これが探究の理念を取り戻すために必要な五つ目の徳目『究明』であります。

優秀な探究者の多くは堅物で知られています。

たった一つの研究課題に対して人生の全てを注いでいる。

そこまで生命(いのち)を懸けて取り組むからこそ歴史に残る一大発明がありえるのです。

宇宙には智恵が充ち満ちていて、その智恵は善なる使途によりて現象化する機会を待っています。

その機会の多くは地上人間を縁としているのです。

さらに霊的宇宙(実相宇宙)には叡智が溢れています。

この叡智に波長が合えば、人類最高峰の発明発見が得られるでしょう。

徳性開発は自分一人の幸福追求では果たし得ないので、独占(利権)的発想や優位(高潔)的言動では叡智に繋がりません。

高徳者であるからこそ普段の生活に於いては常識人であるべきなのです。

探究者(研究者)であることが悟られないぐらいで良いのです。

それが探究者自身を魔界の錯乱から守る予防線にもなるでしょう。

何度も繰り返しますが、普段の貴方よ常識人であれ…。

生活そのものは慎ましくあれ…。

自己評価ばかりを求めているなら、やがて正しい人生道を見失うでありましょう。

我欲の強い者は小悪魔にさえ簡単に操作されてしまいます。

その者の才能を祭り上げるだけで増長という毒矢の的を射止め易い状態にされてしまいます。

あとは悪霊たちは時折り毒矢を打ち込みさえすれば、魔界の手先として操れると大笑しているのです。

そうした魔界の惑わかしに打ち克つ精神が、徳性開発には随処に説かれているのであります。

探究者が常に心掛ける『究明』の徳目は、同時代に生きる人々との良好な人間関係と、時代性に合った探究(研究)課題を主目的にすると言うことです。

時代を先読みして具現力を発揮出来るのは実相世界から降臨された大神の化身(高級霊)のみであります。

探究道は大股闊歩で粋に歩む道ではなく、コツコツと小さな一歩を踏み重ねる道であり、いわば秒を刻む時間の観念と一体化する道筋であります。

時間そのものも実相大神の現象化した御神体の一つなのです。

その時間の観念と供に究明を進めて致だきたい。

そこから空間領域を善展開させられる要として、貴方の探究の成果が後の世にまで届きますように…。

 

 

徳性開発十大理念【探究】【信念】