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探究五大要素 |
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【 未 踏 】
探究の理念の五大要素の二つ目は『未踏』であります。 真なる価値を見い出すことが探究の使命でありまして、既成の産物を確認することだけが探究ではありません。 一つの分野を更に深めるために基礎認識が必要であるため、既成の産物は良き教材となり導きとなりますが、本題は未だ誰も踏み込んではいない未知の領域を開拓することが、天命を持った探究者の使命でなければならないのです。 生涯を掛けて取り組む探究課題は人類の明るい未来を呼び寄せるものである…。 人間の真なる幸福のために大いに役立つ素材を発見し加工し転用し普及することが探究者の真なる生き様であります。 21世紀を迎えた人類は、数々の科学(利便)を得たように見えますが、実相の宝庫には未だ解明されていない真実が眠っています。 地上の解析事象は残念ながら物理学の垣根を超えていません。 この厚くて高い垣根(物理)を超えるためには正しい霊学が必要であります。 しかし近年の科学は霊の世界を否定して物理論に傾倒し、魂の故郷を忘却せしめる進化論に陶酔して、不完全な(歪められた)民主主義を悪用して利益追従の迷妄道を暴走してきたのです。 精神性を開く開拓者たちは人心を迷わす者として裁かれ、心の教えを説く聖職者たちは政治経済から疎外された感があります。 そうした中で近年は物理化学の領域で革新が起きつつあります。 いつの世も同様ですが、新たな発明発見の当初に於いては革新派と保守派が衝突して、古ぼけた伝統を固辞して止まない保守派は度々革新派を異端として退けてきた歴史でありました。 常に保守派が有利であった理由は、現状の所有(慣れ親しんだ生活や人生観など)を手放したくない心情と、未だ知られざる未踏の世界に対する恐怖感であり、こうした感性を引きずる人数の方が多かったからです。 何ゆえの恐怖感であるかと言うと、肉眼には見えない霊世界に対する間違った情報が世界中に撒き散らされているからです。 摩訶不思議で魑魅魍魎な霊の世界観は世界中にあり、地上の人間世界をスッポリと覆った姿になってはおりますが、その上方(さらに深い精神界)には総てを凌駕する善霊界があり、その更に深い霊世界には数多の神々が住まう神霊世界が実在します。 地球の霊的磁場だけを見ても地上世界の領域は一割にも満たないのです。 魑魅魍魎の混濁霊界(低級霊界)も確かに存在しますが、地上人類の五割弱ほどのボリュームです。 ただそうした魑魅魍魎世界(迷妄霊が犇く地獄界や悪霊跋扈の悪魔界など)は比較的地上世界の近い部分に存在するため、身近な問題として語られることが多かったのです。 近未来の探究者たちは決して恐れることなく、真実の世界観を開くために運命の開拓に取り組んで致だきたい…。 未だ誰も踏み込んだことのない未知なる領域を開拓するからには多少の返り血も浴びる覚悟が必要であります。
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