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【秩序】実相流転(天⇒地) |
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【 協 調 】
次に社会秩序を取り戻すために必要なものは『協調』です。 お互いの神性を見い出した上で表面化している問題点に取り組むのですが、帰結点が殺戮や破壊にならないような公的解決を目指すべきであります。 個人主義に囚われた者は、最終判断(帰結点)を分断破壊消滅にしがちでありますが、これは物質的な個別理論から導き出した白黒採決がそうさせています。 彼らの判断は白か黒かの二者択一に片寄りがちで、善人枠と悪人枠の大鉈で篩い分け、固着した思考回路(偏見)で相手の人格まで決め付けてしまうのであります。 こうした歴史背景から性善説や性悪説が出現したのであり、本来の人間の生命の実相を悟れば、性善説も性悪説も供に不完全な説理であったと理解できるのです。 実相世界には善も悪も存在しません。 その実相世界から現象界に想いが現れてくる過程に於いて、個別生命の自由意志によって始めて善や悪に傾くのであり、その傾きも個別生命の自由意志によって自在に修正可能であります。 そうした個別生命の集合体である地上社会は、多数決によって採決をする民衆政治が主流になっておりますが、個人的な欲望願望・自我尊厳の損得感情・自己優位の保身策略など、こうしたものに対する自己自制が効かない大多数の人々で多数決をしたところで、生身の人間の醜い葛藤が浮き彫りになるだけです。 そこには神の子としての人間的な正しい倫理観が必要で、その倫理を守る(維持継続する)社会制度を確立させなければならないのです。 それには人々の心に徳を取り戻させて、永続的な徳育を年齢制限には関係なく学べる機関や機会を用意するべきでしょう。 倫理とは個人的見解ではなく公人的見解であります。 公私の区別も出来ない人間が多数決をすれば国は間違いなく傾きます。 公とは何か…私とは何か…を、突き詰めて探るところから始める必要があります。 それが分からなければ公私の区別などありえないのです。 公人として大切な判断指針・行動指針は『協調』であります。 かつてケネディ大統領が民衆の前で語りましたが『国が何をしてくれるかではなく、貴方は国に対して何ができるのか…。それを考えてほしい』とケネディは切々と言われました。 自分一人だけの幸福追求も良いが、国政を想う時に未来の子供たちの幸福をも想い描いてほしい…。 国政を想うときは、どうか人のため国のため人類の明るい未来(平安)のために我が身を尽くしてほしい…。 ジョン・ケネディは正しい公人として世に立った生粋の政治家でした。 何の為に生きるのかは重要な命題です。 ここに公私の区別を付けて、公人としての自分・私人としての自分を使い分け、時と所と人とを弁えて生きて致だきたい…。 『協調』という徳目は、秩序を取り戻すためのキーポイントになるでしょう。
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