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【り】
凛々しさは 未来を射抜く 心なり |
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誰もが心に抱く将来の不安は、国政や経済の変転を目の当たりにして、ますます先の見えない迷路に迷い込んだ心苦しさであります。 まるで大海原の真っ只中にポツンと取り残された小舟のような寂しさにも感じられます。 見渡す限り水平線しか見えず、明日をも知れない不安感は、気持ちを萎縮させるにはそれだけで十分でしょう。 コロンブスにも同様の不安があったかも知れませんが、彼がアメリカ大陸を発見できた理由は、そこに行けば必ず大陸があると確信していたからです。 確信というものは思い付きではなく、信念にまで高まった心の真実であります。 その心の真実は自分自身を説得することに成功したであろうし、そのまま周囲の人々をも説得できたでしょう。 大切なことは思い付きではなく、想い描きであります。 想いを描く中に、目に見えない世界からの導きがある。 インスピレーションは健全な心にこそ宿る(芽生える)のです。 前向きな発想、心を照らす工夫、建設的な構想、人の幸福を実現させるための発案…。 様々な想いがキラキラと犇きながら、やがて一つの方向性を示してまいります。 結実した想い描きは信念にまで高まり、内なる正しき衝動は本人を行動に移させるでしょう。 しかも追い詰められ差し迫った感覚ではなく、落ち着いた立ち居振る舞いで次の一歩を踏み出すのです。 目標は遙かに遠く困難であっても、そこに確かなユートピアがあると確信出来れば、何ものにも変えがたい心強い勇気になる。 このように凛とした対応には、人知れず積み重ねた精神的確信があるのです。 心に不安がある者は、想い描きが足りないのである。 想いを描く能力を高める必要がある…。 目先の問題に障害が見えることは良いことであります。 その障害を諦めの材料にせず、夢実現の礎として前向きに捉えるべきなのです。 否定的言動を捨てて、肯定的言動を心掛ける必要がある…。 運命を前向きに受け入れる者には不退転の強さがある。 この不退転の境地こそ、凛々しさの正体であります。 |
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