30 心の浄化

 

 現代の人々の生活は、物資が溢れ文化が高まり科学が発達して、日本だけを見渡してみても、誠に安定した状態にあります。

大戦後の其の勢いは諸外国を追い越し、今や経済大国とまで言われております。

しかし其の反面では失われてきたものの大きさに、心を痛めておられる人たちも多いのではないでしょうか。

其の失われてきたものとは正しく『心』であり、其の心が物質万能主義に陥って思い上がった主義主張により、更に闇の奥深くに押し込められてしまったかに見えます。

貴方は決して意味もない常識という『罠』に惑わされてはなりません。

情報化が進めば進むほど、それを悪用するばかりであったならば、何の為の文明の発達であるのでしょうか。

真相を探究もせぬままに、あまりにもマスコミの情報を鵜呑みにしてはいませんか?

誰かが言ったから、皆が言うから其れが真実だと、はたして言い切れるでしょうか?

多数意見を尊重する民主主義が成り立つ前提は、善悪の判断を正しく理解できる人たちが、大多数を占めているということであるはずです。

良識ある民衆が大多数を占めているということが前提であるはずです。

人類は今一度、自分自身の本質であるところの『心』というものを、よくよく見つめ返してみる時期に来ていると思うのであります。

 

心の浄化…。

それは必ず万民が試みてゆかなければならない今世での課題であります。

真実の夢追いを貫いてゆくためにも、必ず通らねばならない関門なのです。

なぜなら人間の生命の本質が『愛』そのものであるからです。

心の浄化とは、本来の人間の本質を限りなく取り戻してゆくために、一人一人の生命に備わっているところの『愛の浄化作用』であります。

 

 

 

05  実相流転 【光の道標編】