15 山岳の調べ

 

人里はなれた山間の

ひときわ聳ゆる頂に立ちて我れ思うに

信仰(神)なき人らの多きこと

これ砂漠の誤謬(ごびゅう)の如く

仰天の星の如し

古き人 山に向かいて

朝に夕に礼拝せしが

人が創りたる教えを信奉するが如に

山岳は物の一つに数えられたるなり

なげかわしや人の教えよ

人の都合に片寄りし狭き教えよ

時々刻々 守り導きし神々をないがしろにし

御親である我ら(山神)に唾を吐きかけ

ただ仏像を拝み

念仏を唱えるだけの者よ

そうした汝らさえも

我れらは生かし育むのである

山神に種なるもの多きなり

険しく高く連なる山々には仙人まします

中ほどに高き岩山には天狗まします

小高き山々には産土の神々まします

湖を抱く山々には氏神の祖まします

そうして独立峰には我ら(高天原)

山神を統率せし神々まします 

荒霊(あらみたま)の世界に中心山あり

麓には地の高天原あり

八合目以降に天の高天原あり 

地の高天原に数多の宮居しずまるなり

その宮居 地上の社殿に直結したもうなり

それら社殿の奥社は山の頂にあるなり

八百万の神々

それら宮居の一つに一柱づつ鎮まりまします

姫神これ神楽を舞い

奏楽 山々の如く伏見なく流るるなり

馥郁たる香り 精妙なる光彩を放つ

音霊(おとみたま)オーケストラにおいて

我ら(山神族)吹奏楽を担うものなりや

音を紡ぐ者たちよ

我ら(山神)とともに奏楽せよ

気高き荘厳なる霊楽を奏でよ

そこに神を見い出し

神々の神波霊波を流し出せ

我ら(山神)と一つとなりしとき

聴衆者これ皆すみやかに目覚めん

そこに信仰が起こるであろう 

聖なる祈りが始まるであろう

神々の奏楽に心の濁りは無いのである

歓喜の声 こだまのように飛び交うであろう

かつてアルピニストが何故に山に登るかを言いしことあり

信仰なき者 山に登ることなかれ

登山を好む者 一抹の信仰その心中にあり

我ら(山神)に対する畏敬の念あり

信仰なき遊楽人

山々に糞尿はなち

精霊やどりたる野花を手折り

現今(うつつ)に到りしは

煙灰 屑塵 腐臭せし生ゴミ放置せしこと

誠に許されぬ所業なり

神の怒り噴火を伴ないて

岩石 粉塵 地滑り起こすことあり

大地の激震これ脈神なる荒神の所業なり

こころ置くべし

頂より汝らの営み見守りし我ら(山神)ありしこと

貴皇子(うずみこ)よ 心やすらけく相睦みて暮らせよ

汝ら(貴皇子)集う星を守りて

我ら神業を全うせん

 

 

 

11  八大霊学 【音霊学編】 (荒霊)