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19 月光の調べ |
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空に浮かぶ月は 如何なる理由で存在すると あなたはお想いでしょうか 青き地球に寄り添い 麗しき光沢を醸し出しながら 永き旅路を地球と共に行く… 皆様方の世界(三次元地上界)においては 宇宙の二大原理を 陰と陽として語られてきたはずです この古より伝わる陰陽道とは如何なる道であるのか… 私は陰神(月天)と呼ばれておりますが 私が担う神業の営みは これ即ち秩序であり調和であります 調和には実は二つの大きな意味あいがあります 一つには空間における調和であり いま一つは時間における調和なのです 空間における最大の調和は 万有引力によって知ることが出来るでしょう すべての命を母なる地球の御胸に抱きとめる力は もともと神の子である皆様方お一人お一人を 宇宙空間にて迷い児としない為の 大きな大きな慈愛であるのです いま一つの時間における調和とは何でありましょうか これは個性化を許された総ての人間の生長過程において 魂の故郷の温かみを忘れかけた場面にて 他の多くの個生命たちと本来は一体の生命であるという 魂の原点を想起するために用意された 大いなる智恵であるのです ひたすら高みを目指す夢追い人が ふと自身の心を顧みたときに 何気なく感じる寂しさ この孤独感ともいえる寂しさを 愛という名の自他一体感において それぞれの想いを一つに和してゆく… また皆様方が知らなければならないことは 調和の根底には 個性の在り方を尊び合う意識が大切であるということ そしてそれぞれの個生命の歩みの成果を 認め合う意識が大切であるということ ここにこそ個生命どうしの信頼を前提とした 神の国の秩序が現れてくるのです これが時間軸における調和の姿なのです 皆様方の世界(三次元地上世界)に 本来の秩序と調和が失われて久しいけれども これは自我我欲による主観確保の思いを 民主主義の篩に架けることによって 他者への配慮を忘れかけた結果 巻き起こされた自己願望の優先によるのです このようにして民主主義は民主主義であるがゆえに 打ち崩されてゆく運命にあるわけで 強いて言えば良識の無い多数の人々による 数の多さで決定された世界観は 迷い人による願望成就の 心の通い合わない地獄絵図に向かうということです 私たちの世界(地の高天原)にも 民主主義に似た篩はあります かつて古事記によって語られた天の真名井が これに該当するでしょうか しかしこれは神評定によって決められた議題が さらに高次元の神々の御心に叶うものであるのかどうかを 実相界の理念に照らし合わせる作業を云うのです この時に実相界の理念に適していれば議題は更に進みますが 仮に適していない場合は それぞれの神々は自己内照をされるのです 高貴な神々でさえ自己の心を顧みるのです ましてや地上の人間たちは 常に重い霊波動の中に生きるがゆえに 心して自己反省を重ねるべきなのです 自分の都合だけを考え過ぎてはいないか 他者に対する配慮を忘れてはいないか 今だけ良ければと刹那的意識に陥ってはいないだろうか… こうしたことを常々自己反省して 心の状態が満月のように欠けることない円満調和の状態に整えた後で 始めて何をするべきかを考える皆様方であってほしいと思います そこにこそ民主主義そのものが正しく機能するのです もしも自身の反省が上手くいかないときは 一人で静かに 空に浮かぶ月を見上げて下さい その時に私(月天)は そうしたあなたのために 優しいハーブを奏でるでありましょう 麗しき竪琴を静かに演奏するでしょう 心なごみ本来の優しさを取り戻したならば 神々とともに優雅で円やかな心根(バイブレーション霊的波動)を 響かせてゆけばよいのです 神々は自分のためだけに生きる人間よりも 他の人たちのために生きる人間を 深く愛するのです その理由は簡単で 人のために生きる人間の心根(霊樂)が 神々の心根(霊樂)と同一のものであるからです 霊的波動が似通っているからに他なりません 音を紡ぐ人たちよ 人に優しさや麗しさ 美しさや円やかさ しなやかさや清らかさ… これらの良き種(音霊)を蒔き その種(音霊)を育む想いで演奏されますように… そのときにあなたの音曲の背後より 私たちは霊光(オーラ)の如く月光を放つでありましょう 麗しきかな月の光よ たとえ欠くることがあろうとも たとえ真昼の中で慎ましく姿を消そうとも ひとたびとて欠けざるものよ… 宵闇の街を心づよく照らし 地の星とともに天経を廻らん 豊かなる微笑み(月光)は地上を彩る 文化の礎として照り渡るであろう… |