23 緑の奇跡…緑霊

 

宇宙空間より見れば

地球は青き麗しき星である

そして大気圏に飛び込んで

ひとたび大地に降り立てば

そこは緑の楽園である

この地球にとって緑の概念は

誠に重要な働きをしてきた

我ら緑霊の使命は

魂と魂を結び合わせる触媒のような働きである

緑とは青と黄との混合色だと言われているが

青の大気圏を黄金の霊光が射すことによって

ほどよく渾然一体化した色霊が

緑霊の原点である

ゆえに我ら緑霊は

すべての生命を繋ぎ合わせる使命がある

紡ぎ合わせる天命を生きる

そうして地球大生命とともに

何十億年もの歴史を紡いできたのである

真理(金の糸)の下に歴史を繋げば『録』 となり

命と命の廻り逢いを紡げば『縁』となり

陰と陽との半身の上心(真心)を寄せ合えば『絆』となり

お互いの心が深まれば『継』となる

魂と魂を小糸で結び合わせつつ

そこに潤いや憩いを創出し

大安心の境地に立たしめるための導きの理念である

人生は発展だけが命題ではない

しかして停滞だけが命題でもない

人は他の動植物とは違って

あらゆる範囲で真理体験を深める恩恵を預かっている

それが万物の霊長と言われる人間の特権である

しかし何ゆえに特権が与えられているかに注目せよ

そこにはそれなりの理由がある

何も成さざる者に大神は剣や盾を与えたもうや…

自分一人の幸福だけに生きる者に神々は

創造と破壊の自由を与えたもうや…

大いなる神が特に人間に与えたもうた数々の特権は

その特権に込められた大神の愛念(ねがい)を

より完全に近い姿で実現してほしいとの

魂のメッセージである

汝ら人間はこの言葉を魂の奥底に刻むべきなのだ

人生は長く険しく果てしなく

どこまでも無限に永遠に生長を続けることが

永遠の生命を許された万物の霊長である人間の主目的である

この主目的には大いなる意義があり

その意義は言わずと知れた

他生命との魂における『むすび』であるのだ

魂の結びこそ

人類共通の心魂である『愛』に他ならない

個生命として生誕した以上は

進化(生長)と調和(愛)とが

汝らの向かうべき方途であり

歩むべき道すじなのだ

しかし道のりは長く

終りのない旅路であるがゆえに

時には自らの小ささに打ちひしがれ

大きな溜息をつき

いま現在自分が何処に居るのかも判らないまま

歩みを止めることもしばしばであろう

そうした時に汝は我ら緑霊を想い起こせ

そこにて我ら緑の天使たちが

汝らの疲れた心を憩いの下に癒してあげよう

新たに歩み始める活力を与えてあげよう

汝らは緑の霊衣を纏い

この大自然と常に一体である実観を心に抱いて

目前の事に当たれ…

我らは全なる力(緑霊)で

個なる汝のエナジーと成りゆくであろう

しかし汝らに言っておく

緑霊を何も成さざる隠れ蓑にするな

失望や怠惰を歪めて肯定するための道具にするな

かつて老子は無為自然を説いたが

何も成さざることが自然体ではないことを知れ

無為という真言は

自我(わがまま)を無くす…ということだ

私心を限りなく薄めるということだ

そうすることによって

汝らの純粋個性が尚一層

神我(神の心)のままに自己展開するということである

老子はかくの如くの意味あいを

無為自然に込めたのである

かつての聖人たちの言葉を

歪めて解釈することなく

大いなる流れの中で

大いなる愛を発現させるために

自らの個我を神我にまで純粋化して

緑霊とともに歩み続けよ…

魂の休息は次なる前進のための

一時の憩いであればこそ尊いのである

 

 

 

12 八大霊学 【色霊学編】 (幸霊)