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25 理念の樹立 |
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21世紀を迎えた地球人類は、総人口60億人を遥かに越えました。 一人の人間には、それぞれ一つの尊い命があり、個別の意思を持って人生を綴っています。 何十億もの個性が世界各地の文化に育まれ、様々な価値基準で生きています。 こうした多種多様な価値観(個別意識)を一つに纏めるためには、宇宙時代に合わせた地球レベルの根本理念を樹立しなければなりません。 それは総ての国々の文化(歴史・言語・規範…)を抱合するようなもの…。 さらにその理念が遠く未来にまで地球人類が共有できる高邁な理想でなければならない。 こまごまとした規律は根本理念を樹立した後に、それぞれの民族に合ったものを立てればよいのです。
地球人類の数々の歴史を顧みれば解かりますが、残念ながら争いの絶えない地球史でありました。 青く輝く星(地球)の内情は、人の血で染めた紛争の歴史であったのです。 その呪われた血色を、地球意識は営々と浄化の聖水で洗い清めてきたのです。 平和を望むもの同士がナゼ闘うのか…。 相互意見の対立において、最後の手段を力(腕力・武力・経済力)に頼ってきた精神は、誠に原始的であり暴力的な未開人の精神レベルでしかないということです。 いまだ未開人レベルの時代精神であるからこそ、科学的進化を殺人の道具に使ってしまう。 いまだ未開人レベルの時代精神であるからこそ、文化的発展を排他の道具に使ってしまう。 これは地球人類にとって恥ずかしいことなのです。 科学という文明の灯(炎)を正しく使いこなせない子供たちは、間違った火遊びを繰り返して地上を業火と化したのです。 文学という文明の絆(水)を正しく使いこなせない子供たちは、間違った水遊びを繰り返して地上を洪水と化したのです。
もはや愛だけでは心を救えない時代になりました。 もちろん智恵だけでも救えないし、正義や勇気のみでも人心を救えない時代です。 それらの規範は間違った真理を語っていたわけではありませんが、それのみを善と決め付けた狭き心が問題視されるべきなのです。 いままで地上に説かれた多くの真理を、本来の正しい意味あいとして機能させる必要があります。 そうした観点からみても、人類を一つに繋げる根本理念は『むすび』に他なりません。 これは日本という奇跡の国(調和国家)を育ててくれた多民族(世界各国の文化)が、未来の人類統合のために残してくれた遺産(祈願)なのです。 この尊い遺産(地球人類創世からの平和への祈願)を、『むすび』の根本理念として樹立し、宇宙時代の幕開けを迎えた21世紀の中心理念として帯同していただきたい。 |