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04 生出 |
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取組む姿勢が強くなれば、小さくても何らかの生み出しをするはずです。 それはどんなに些細なものであってもいいので、何かを形に表すということです。 新規開発の研究者たちは何度も失敗を重ねた上で、たった一つの成功を勝ち取るのです。 一つ一つの失敗事例の中には大きな智恵と教訓が隠されています。 それらのエッセンス(智恵と教訓)は、さらに深い真実へと導いてくれるはずです。 文学者たちも駄作と思えるものを幾つも創作しながら、やがて感銘を得るような大作を世に出します。 駄作の中にも貴重な感性が含まれていて、作品の全体像からみれば重要な一コマである可能性もあります。 これは数多くの作品を世に生み出した先人たちの光跡をみても明らかで、彼らの初期の作品こそ、彼らの心情を正確に表していたと後継者たちが暴露しています。 最初から完成したものを生み出せる人は殆どいないと知るべきです。 地道にコツコツと生み出してみる…。 そこに『創』の徳目の傾向性が育まれてゆくでしょう。 |