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110 理証・文証・現証 |
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何時の時代に於いても、見た目の優劣に拘りすぎると、精神の脆弱性を押し隠すために、形態を外部からの装飾で都合良く形作るのであります。 内部に潜む真価(原点)を見い出した上で、結果として現れている現象形態を正しく受け止めるべきなのです。 こうした三観視点を徳性たらしめんためには、そこに行動実践が伴なう必要があります。 そのとき始めて実相観(左目)・心象観(右目)・現象観(鼻)は、理証(左目)・文証(右目)・現証(鼻)となって、具体的な徳力を発揮することになるでしょう。 理証・文証・現証は、人徳を高める上で、徳性段階を内外に渡って推測するツールになりえますし、現状での心境程度を推し量る一つの尺度になりえます。 徳性には限定せるエリア(発現範囲)は無く、実相世界も神霊世界も現象世界でも、安定した力量が発揮されるはずで、その何処かに不足な事態が起こってくるならば、おそらく自己の内部に未だ至らざる部分があることを物語っているということです。 この不徳の至りを戒めながら、徐々に徳性を高める努力を失ってはならないのであります。 |