113 永遠の生命

 

『観』の徳目が徐々に極まってくると、安定した力量が発揮されるようになります。

以心伝心という意思疎通を超越して、神我一体の境地を体現することも多くなるでしょう。

ここまでくると確固とした使命感も根付いているはずです。

個人的な都合だけでは良し悪しを言わなくなります。

大いなる意識と一体となって生きる者が、一個人の都合如何で使命役割を失うわけにはいかないはずです。

人生を懸けて使命に邁進する者は個性も生活も人生も、その総てを使命に集約して、分散しがちな意識を統一するのであります。

なおさら『観』の徳目の心境に立つ者は、生死の狭間を超越して、永遠の生命観で生きているのであります。

そうした人生の達人は、ほぼ間違いなく自身の魂の傾向性を正確に把握しています。

だからこそ繰り返し訪れる艱難辛苦の出処を知っています。

総てを把握した状態で、現状に於ける最善策を打ち出すのです。

 

 

 

18 徳性開発 【融和】