115 むすびの大道

 

徳性開発は個人的な悟りの追求が主体ではなく、自らの個性役割を大いなる意識のために自ら貢献することであり、これを日本古来の言葉にすれば『むすびの大道』と言うのです。

誰かの幸福のための自助努力であり、全体の更なる繁栄のための個性の提供であります。

そのための悟りの追求であれば正しい悟得となる…。

かつてギリシャの地でソクラテスが語ったように、人間は狭い視野から開かれた視野に、一度は超入しなければならない…。

さらにソクラテスが続けて語られたように、開かれた視野(世界観)に超入したなら踵を返して、元いた世界(自分自身の境遇)に立ち返らなければならない…。

なぜなら悟りし者こそ、未だ悟らざる者たちを救導する使命があるからだ…と。

ここに地上世界の正しい存在意義が明確に語られています。

人間は何のために生まれ、何ゆえに生きるのか…。

この理由は人それぞれに個性に於ける違いがあるでしょうが、生命の実相としての純粋個性の観点に立てば、根本理由は同じであるはずです。

 

 

 

18 徳性開発 【融和】