19 包容力

 

時間が実相大神の御神体であり、その極地は永遠であるのなら、人間が目指す『空』の徳目も同じく永遠であります。

大神の寛容なる心を我が心として、深い包容力を磨くべきなのです。

あの大空のような深まりを、その身に体現する…。

そこに神々の御心を窺い知る縁(よすが)があるのです。

そのためにも心の浄化が必要で、ともすると曇りがちな心の内面を、爽やかな風を起こして薙ぎ払う習慣が望まれます。

普段の生活の中で、多くの人々と関わり合うごとに、知らず知らずの内に精神は汚れて、それに気付かなければ汚点は染み込み、深部にまで悪痕は潜り込んで、簡単な反省すら出来ない大人になってしまいます。

あの大空が時に風を吹かせ雨を降らせて、大気の浄化を果たすように、人間も時おり心を顧みて心的浄化に臨まなければならないのです。

そうして心の透明性を磨きつつ、高くて深い清らかさを維持する努力を要します。

 

 

 

18 徳性開発 【融和】