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34 徳性体現者 |
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自然界に展開する大いなる力は、まさに威厳と恐れとを感じさせられます。 吹く風の一つ一つは爽やかであっても、台風ともなれば荒れ狂う恐怖を思い知らされます。 しなやかに降り注ぐ雨も豪雨となれば、手の付けようのない嵐になります。 個の力が一定の方向に進み、その意志が神の心に叶うなら、必ず援軍は来るのです。 その愛の想いが本物であれば、神々は大いなる力を惜しまず手助けして下さいます。 小さな個の力も、愛の想いが本物であれば、宇宙の叡智まで動くのです。 我れ語れば天地が応え、我れ動けば宇宙が動く・・・。 こうした心境に立つ徳者こそ、『津』の徳目の体現者なのであります。 そこには一つまみの自我もなく、言い訳がましい私もありません。 ただ神とともに生きる自己があるのみです。 神は背後よりその御手を差し伸べて、大いなる奇跡を現すでしょう。 その力は本来、何ものの制限も無いのです。 現象は心の影なので、神の念いには不可能はありません。 |