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35 如意自在 |
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地上の人間は何処までいっても個の現象体に過ぎません。 個別意識に競争理論が付け加えられて、相互に優劣を競うわけですが、個人差による序列が決まるだけで、個性を超えた本来性が発揮されたわけではありません。 本来の人間の生命は神の子として完全円満です。 どこにも欠けるところがなく、一抹の不備もありません。 そうした神の子人間が、不完全な姿に嘆き悲しむのは、本来の生命の実相を見失っているからです。 その本来性を見失うキッカケは、おそらく個別意識に翻弄された自我の迷いに他なりません。 個性化による自我を尊ぶがゆえに、個を超えた全の居場所を見失うのです。 個人の力量には限界がある…。 しかし全なる力には果てがないのです。 大いなる神の枝葉として魂で繋がった自分の生命を想い出せば、今まで予想も付かなかった如意自在の力量が開花するのであります。 |