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38 集合意識 |
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古来から語り伝えられた日本神道の御教えの中に、器霊(かたみたま)の御教えがあります。 器霊とは集合意識でありまして、その根源の気高さと、集まれる意識の気高さによって、器霊の品位も差が出てくるのです。 国家は国霊(くにみたま)と言われる器霊の集合意識で、外部から見れば一つの大きな生き物のような姿に映ります。 数多の群鳥が同じ方向に飛ぶ姿が、大きな意識体に見えるようなものです。 そうした集合意識も確固とした中心が存在し、深い絆で全てが結束されているなら、本当の巨大な意識体として莫大な力を発揮するでしょう。 たった一つの目的目標に、全ての意識が同調するときに、幾万の個性が一つの生命になるということです。 『津』の徳目の基礎はここにあります。 烏合の衆では本来の総意はありえないということです。 心の奥底で繋がり融け合う関係こそ本物の器霊(集合意識)であります。 |