54 価値観の超越

 

『貫』の徳目を磨く過程で、その想いが深まってゆくならば、徐々に諦めという言葉が縁遠くなってゆくでしょう。

それとともに忍耐力と霊耐力が増してゆきます。

自らが立てた計画の達成率も高まります。

そうして言葉には威厳が出てきます。

出来ないことが何もないほど精神が高まってゆく…。

ここまで魂を高揚したものであれば道を外した判断も少なくなってゆくでしょうが、何事にも諦めない姿勢からは、目先の実現事以外は、その完成に時間が掛るだけのことで、実現の時期が到来するまでは何処までいっても途中経過になります。

不可能の如く見えるものでも、諦めることをしない高徳者にとっては、たまたま平時よりも時間が掛っているだけのことなのでしょう。

こうして時間の観念も地上界の価値観を超越してしまう…。

真なる『貫』の徳目は時空間を遙かに超えてゆくものなのです。

 

 

 

18 徳性開発 【融和】