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78 神の代理人 |
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以前に語りました『空』の徳目は時間論ですが、『無』の徳目は空間論です。 空間は原点より無限遠点へと果てしなく広がる領域ですが、この空間を自由自在に行き来する境地が『無』の徳目の極地であります。 無限そのものは神の体の一面ではありますが、その神の体の一部となって、大神の御心を担ってゆく…。 そこに神の代理人としての使命役割もあるということです。 神の心を我が心として生きる人生は、何千年も未来から振り返っても輝いて見えます。 歴史上の偉人たちの人生は、神の代理人としての人生であります。 人間技を超えた生きざまは、その姿勢を生涯に渡って貫くところに、偉人としての尊望を注がれることになるでしょう。 これは決して特異な人間だけが辿れる人生ではありません。 総ての人間において共通に与えられた可能性でもあります。 そこに至るまでの時間が、求める人によって様々な差異があるだけのことです。 |