80 謙虚

 

人間は地上界に生きている限り、何処までも謙虚に努めるべきです。

凡人は少々精神が高まっただけで自惚れてしまいがちで、知らず知らずのうちに他者を軽はずみに扱ったりするものです。

自らの成長が少しでも確認できたなら、なおさら謙虚に頭を垂れて、確かな足取りを(足元を)見つめ返す貴方であれ…。

自らの成長を足止めする敵は外部に居るわけではなく、自らの内部に存在するのです。

これを利己心の魔というのですが、この内部に巣食う魔が、外界に援軍を呼んで撹乱させんと企んでいます。

どんなに高潔な高徳者であっても、地上界に居る以上は、こうした内魔との戦いから免れることは出来ません。

むしろ高まれば高まるほど、悪意も大物が関わってくると覚悟しなければならない…。

徳性開発には終わりがありませんが、人間として生きるからには成長のための克服(内魔との闘い)も避けては通れません。

徳性開発に臨む人であるのなら、安易な妥協は命取りだと肝に銘じるべきなのです。

 

 

 

18 徳性開発 【融和】