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92 八百万の神々 |
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何ものにも囚われず縛られず、何ものをも規制せず強制せず、それでいて自然に歩調が合う人間関係は、競争原理を超越した真なる繁栄をもたらすでしょう。 究極の『由』は人間性の完全開放を実現させるものなのです。 この開放感は個人のみの開放感ではなくて、全体意識としての自発的開放感であります。 すべての生命が自発的に歩調を合わせ、お互いの気持ちを尊重しながら、自らの個性を全意識の繁栄のために提供し貢献してゆく…。 実はこの世界観は日本神道における高天原にて、八百万の神々の『むすび』において既に実現されているのです。 ゆえに徳性開発の行く末は、間違いなく実相世界に里帰りすることであります。 『由』の徳目を磨くことによって(自らの我を限りなく浄化することによって…)固く閉ざされていた扉(心眼)が開き、今まで見えなかった真実の世界が、目の当たりに観えるようになるでしょう。 そこに自由の真なる意味が身をもって理解できることでしょう。 そこに融和の徳性の真なる意味も垣間見ることになるのであります。 |