|
95 親和性 |
|
二つ目は親和性で、類するもの同士が呼び合い引き合うもの・・・。 この親和性の反面は、類しないもの同士は反発するということです。 まるで磁石のように引き合う姿は、運命を想わせるものがありますが、潜在意識の奥底に横たわる魂の傾向性が常に引き金を引いているのです。 その深奥意識を作らしめたのは他ならぬ自分自身であります。 繰り返し心の奥底に印象せしめ、積雪が積み重なったような強固な意識層が、時として人間の未来に立ち塞がり、大きな痕跡を残す主原因になっています。 こうした深層心理は、自分一人の問題ではなく、総ての人々が固有の傾向性を魂の奥底に抱いているため、世の中は誠に複雑な人間関係が現出しています。 個人的な運命を変革することだけなら、一定の努力精進さえ怠らなければ、いずれは成し遂げられるでしょう。 しかし複数からなる魂(運命)の整合性を見い出すことは至難の業であります。 この事実を軽んじて安易に裁断する自己中心者が多いのも困った現実です。 |