99 自己反省

 

残念ながら現代の人々は心の法則を他者を裁く材料に使いがちです。

現象は心の影だから、肉体に現れた病気や不遇な境遇などは、心掛けが悪いから改めなさいといって、自らの心を顧みない者が他者の悪心を暴いて裁くことが多いようです。

心の法則は、自らの心を顧みて反省し、こまめに修正して未来を生かすべきですが、どうしても人々は自と他の優劣を気にして、自分の言動の正当性ばかりを主張し、そのために他者の悪態を探してでも裁くのであります。

こうした心の傾向性では、魂の質が高まるはずもなく、そればかりか他者の生き甲斐までをも無くさせる愚行を演じるのです。

心の法則は、まず自分の立ち位置を確認して自己反省から始めるべきで、他者に注釈を述べる行為は最後でいいのです。

想いが浅い者ほど、薄っぺらな反省すら出来ないまま、身近な弱者を捉まえては裁く…。

自分の普段からの言動が如何ばかりか、少しでもいいので振り返りみられる徳性を磨くべきではないでしょうか。

 

 

 

18 徳性開発 【融和】