05【神聖】

 

流れる風の如く

降り注ぐ陽射しの如く

貴方よ安らかであれ

 

そのままの心

素直な気持ちの中に

神の想いは溢れている

 

可憐に佇む草花

凛々しく繁茂する樹木も

神とともに生きている

 

自然の根源に存在する

目に見えぬ法則は

天地の経綸である

 

総ての個性を

有りのままに活かす

神の愛の念いである

 

穢れなき真如

歪みなき実相は

奥の奥なる聖地にある

 

掘り下げ深め得た者のみ

その存在を自覚する

それが神の聖地である

 

人間は旅の途中で

時折り魂の郷里を

想い出すべきである

 

貴方が何処に居て

何をしていようとも

本来は実相と供に居る

 

乱に居てなお治を想い

実相の神の声を

素直に受けとめよ

 

さらに治に居て乱を想い

災いに備える配慮が

数多の人を救うであろう

 

歴史を紐解けば

神をも想わせる偉人が

キラ星の如く存在した

 

彼らは日々自らを磨き

人の幸福の為に生きんと

聖なる心を持っていた

 

そうした聖なる心は

思い付きではならず

維持しなければならない

 

それこそが偉人たちを

偉人と認めるための

高き徳性なのである

 

幾重に寄せる波のように

果てしなく続く潮騒の

強き生命力を見習え

 

一重の波は一重にあらず

潮そのものの全量として

自覚を持って寄せるのだ

 

個我の悟りも貴いが

全我の悟りに比べれば

箱庭の中の猛獣に過ぎぬ

 

日々心の浄化に努め

神の意志を素直に通す

清らかなパイプとなれ

 

その直向きな姿こそ

他者から見た貴方自身を

神聖なる偉人たらしめる

 

続ける意志を貫け

眈々と歩む貴方であれ

評価を気にせず進め

 

天職の正しい評価を

地上の人間に求めるなら

ただ虚しいだけである

 

自我を超越しなければ

人は人を評価出来ない

神のみが正しく評価する

 

それのみを貴方は信じて

雄々しく勇ましく生きよ

それが神聖の極地である

 

 

 

19 徳性開発 【積極】