|
23 永遠 |
|
ここまで勇気の徳性を体現するための五大要素として@達観A智恵B積立C手綱…と説明してまいりました。 そうして更に五つ目の要素として『永遠』について語りたいと思います。 『永遠』と書いて『とわ』と読みます。 勇気は本物であれば持続するもので、その極致は限りありません。 なぜなら勇気の徳性の大元も実相の大神であるからです。 総ての物事に対して果てしなく限りなく極みないからこそ実相の大神なのです。 人間は神の子であるからこそ、この永遠なる生命の実相を継承しているのです。 だからこそ心のアンテナを実相の波長に合わせれば、永遠なる大神の生命が溢れ出てくるのです。 その溢れ出す生命の実相こそ勇気の本来の姿(正体)であります。 人間は制限ある社会制度の中で、個人の尊厳と幸福とを求めて生きていますが、人間として成長するに従って意識を広げて他者の幸福をも同時に求めるようになります。 どのような人であっても心の奥底では愛に於いて一つに繋がっているため、個人的な制限(自己限定)を打ち破るごとに、他者への愛情も深まってゆくということです。 それはまるでタマネギの皮を一枚ずつ剥ぎ取ってゆくように、身の廻りの自己限定を一つずつ取り去ってゆくのです。 大抵の人が勇気を持続出来ない理由は、身の廻りの制限(しかも直近の問題)を避けたまま放置しているからであります。 問題解決に長い時間が必要なものも多々ありますが、それに臆せず今現在の自分が出来ることからコツコツと取り組んでゆくべきです。 どのように考えても自分には無理だ無謀だと言い訳ばかり言っているだけでは何も始まりません。 勇気を体現するための五大要素はD永遠をもって完成を迎え、溢れ出す勇気(生命の実相)と供に着実な実績を残してゆくことになります。 ネガティブ(マイナス思考)な人に多い完璧主義者は、好結果ばかりを求めて思考も行動も停止しがちですが、目先の成否に拘るよりも大局に於いて目標を成し遂げる為に、小局(目先)の不完全な敗退を一旦は受け入れる気概も必要です。 悪しき結果も受け止め方によっては貴重な知恵に変わるはずで、その身近な知恵が集まれば智恵に変わり、やがて生きた智恵は大きな教訓となって、貴方の将来に援護射撃の如く手助けしてくれるでしょう。 ようするに人生観(観点)を目先の問題のみで完結せず、永遠なる課題として捉えた上で目前の問題解決に取り組んでいただきたい…。 人間の生命は永遠に生き通しです。 肉体死後も魂の傾向性は霊界へ持ち越し、地上で生きていた頃の意識(感情や知能など)のままで霊生活を連ねながら、時折り懐かしんで地上を垣間見るのであります。 永遠の生命としての人生観からすれば人間は一発屋ではないので、自発的に命(肉体生命)を断つ必要はなく、むしろ貴重な地上生活体験を得る為の尊い機会であると感謝して受け止め、日々着々と歩む貴方であることを祈念いたします。 |