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25 確認 |
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順調期に突き進む勇気は必要であるが、好調期にこそ立ち止まる勇気も必要であるという話をいたしました。 高速道路を走る車は、スピードを上げれば上げるほど周囲の景色が早く流れて、身近な物事が見え辛くなります。 人生の大道を直走る人間も、結果ばかりを焦って求めれば、現状の立ち位置さえ見失います。 時には立ち止まって成果の確認をすることも大切なのです。 勇気には自信(確信)が不可欠ですが、不安や恐怖に取り巻かれて自信が萎えてしまうこともありがちです。 おそらくそれは現在只今の自分の現状(立ち位置)を見失っているからでしょう。 今現在の自分が如何なる心境であるかを知っているなら、足らざる部分は補うための努力が始まりますが、それが判らなければ迫り来る将来の不安や恐怖に思い惑うことになります。 たとえ現状の自分の力量が微力であるとしても、それを補う努力を行っているなら、目先の敗北に戦意を消失することなく、更なる挑戦の道を歩み始めることが出来るはずです。 それが出来ないならば、まだまだ自分の現状が見えていないということです。 勇気を失いかけたなら直ぐさま立ち止まって脚下照顧。 そして現在只今の自分の現状を確認する貴方であれ…。 道は遠く果てしないからこそ単体の地上人間には真なる勇気が必要です。 虚しい空勇気を気取る者は重要な場面で逃げ出すことが多く、言い訳や愚痴不平不満を用いて責任転嫁を繰り返すでしょう。 どうかそうした詰まらない似非大人にはならないで下さい。 彼らは小さな努力さえしないまま自己保身をすることで精一杯なのです。 自己保身者の困った現状は、自ら成長する努力をしないばかりか、自分だけが取り残されることを嫌って周囲の努力家の足を引っ張り、不公平な公平感を平気で主張するところです。 自分の身体の汚れを隠すために周囲の人々の身体を汚す言動をする…。 カメレオンは周囲の風景に自らの身体を変色して合わせるのですが、努力なき似非大人たちは自己中心者ゆえに、周囲の人々を自分の色に合わせさせようとします。 そうした惨めな人間にならないように、時折り立ち止まって回想して、現在只今の自分の現状を確認することを忘れないでいただきたいと想います。 今一つ真なる勇気を見失いがちな人間を上げるとすれば自己過信者です。 自らの現状の力量を過信する者は成長が止まり、守護指導霊たちも導きを停止します。 そこに悪意が蔓延れば悪魔の類に憑依され、手先の如く操られる人も出て来ます。 人間は何処までも謙虚に生きるべきで、自らの霊質が高まったと感じる時は尚更のこと、努めて腰を低く頭を下げて努力精進するべきなのです。 時折り回想して確認する習慣があれば、自己過信の罠を見破ることも出来るはずです。 |