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31 持続 |
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勇気の徳性の発展段階として調整・愛情について語ってまいりましたが、この次にくるものは『持続』であります。 この持続という徳目は、生命体として生きるものであれば、魂の永遠性を証明する骨格に当たります。 肉体に宿った生命が三次元世界を生きる上で、生命の実相を証明することは悟りの極地であるはずで、制限のある物質肉体的世界にありながら、融通無碍なる生命の本質を顕現出来るのか…。 さらにその手段方法の中に何処まで愛の要素を盛り込めるのか…。 ここに究極の解答があるとするならば、間違いなく無限であり永遠であります。 なぜなら実相の大神には制限がなく、さらに無尽蔵なる生命の供給を尽きることなく放ち続けておられるからです。 人間が神の子であり、神の生命を継承する万物の霊長であるならば、人類は臆せず愛に生き調和を目指し、その延長拡大に於ける繁栄をこそ目指すべきではないか…。 ゆえに『持続』という徳目が生命の骨格に当たると申し上げるのです。 しかしこの『持続』を悪なる方向に行使してはならず、迷妄のまま『持続』に浴してはならず、歪んだ自我のまま『持続』に溺れてはならず…。 神の子としての自覚を正しく深める方向でこそ、『持続』の徳目を行使して致だきたいと想います。 その時にこそ『持続』は光り輝いて徳者の魂と融合するのです。 そうしてその『持続』は揺らぐことなき勇気そのものになります。 正しい『持続』は常に本人を原点回帰に導き、失意恐怖から救い出し、本来の目指すべき方向へ軌道修正してまいります。 神の子の自覚を深める方向での努力精進には霊的な指導が入るということです。 順調に進んでいる時は更なるアイデアが湧き、不調時には更に深い真理を得るための魂の学びが用意されているのです。 総てを受け容れる強き意志があれば、そのまま『持続』の徳目が勇気になるのであります。 さまざまな主義主張が乱立し対立する地上世界に於いて、正しさを追求することが難しい世の中にありながら、何が本当に正しいのか判断が付け辛く、その選択に迷うのなら、貴方は自分の本来の夢(使命役割)を採り、その夢の奥なる愛を採ることです。 そうして何時でも一から始められる覚悟(遣り直せる覚悟)をしていたなら、どんなに大きな挫折期に落ち込んでも、諦めず前向きな一歩を踏み出せるはずです。 総てが尊い学びであり、総ての出逢いが(別れも…)貴重な縁であり、人生には不必要なものは一つも無いと知れば、日々の生活が輝きを取り戻します。 このように勇気の発展段階に於いて骨格に当たるものが『持続』であるという話をさせていただきました。 |