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19 繁栄 |
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地球の歴史は47億年と言われ、太陽系は400億年、銀河系は何千億年、大宇宙は何万億年と言われています。 その正確な誕生暦は定かではありません。 けれどもこれほど永く気が遠くなる程の時間を経過しても、今なお進化を続けている宇宙は、まさに【継続】の理念そのものです。 三次元的に存在する宇宙空間は創造主の御神体であります。 つまり【継続】の理念もまた創造主の御神体である…。 かつてより語られた天才の証明(条件)は、努力の持続にありと言われた理由も、天才児が創造主の御神体である宇宙(継続)と一体化しておられたからでしょう。 この【継続】の理念とは如何なるものなのかを徐々に語ってみることにします。 【継続】の理念の五大要素は@『繁栄』A『秘境』B『普遍』C『遍満』D『豊潤』であります。 まず最初に【継続】の理念の五大要素の一つである『繁栄』について説明します。 本来の神の継続には停止(途切れる)はありません。 進化し発展し続けることを繁栄と言います。 もともと実相世界に於ける繁栄には終わりがなく現状維持がありません。 皆さんの宇宙も逐次繁栄(膨張)を続けているわけです。 この実相世界の繁栄には終わりがありませんが、皆さんの三次元(物質肉体的世界)には物理的な栄枯盛衰があり、繁栄そのものを結果の一つと捉えているはずです。 しかし本来の繁栄には終わりがなく、過去の栄光でもなく未来への期待でもなく、今そのもの(現在進行形)に生命の源があり、その源を基点として生長を続けることが繁栄の真なる姿であります。 これは過去現在未来を貫く時間の流れを今の一点に凝縮し、その中に全生命を超入することで、空間領域に対する無尽蔵の生命力が開花して真なる繁栄を迎えるということであります。 ようするに継続とは時間そのものであり、その時の流れに一体化することによって生命の実相が現れるということです。 何時の世も繁栄の足跡を閉ざしてきたものは、神の御神体の一つである実相時間(時の流れ)を逆向させんとする肉体人間の自我(個我)でありました。 近代科学の力に溺れ、蓄積の知識に溺れた人間は、神の御神体である実相時間さえ支配下に置こうと驕り高ぶったのです。 かくして無尽蔵に溢れる生命の泉に自ら蓋をして、物理的風化を人間の常識にしてしまいました。 偽りの繁栄は光の前に消え去る影の如く、その身を消滅させる運命にあります。 本来の繁栄は三次元に映る影(物質肉体)ではなく、実相世界に於ける光そのものです。 この神の繁栄をこそ地上世界に投影するべきであります。 |