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21 与心 |
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信念の徳性に必要な三つ目の要素は『与心』であります。 まさしく与える心であり愛なる精神であります。 ともすると人間は何時しか自我が増して周囲がよく見えない状態になっています。 これは何処まで徳性が高まっても付きまとう問題で、そのためにも反省回顧は附帯義務があるのです。 ましてや信念の徳性に於いては邪心を薙ぎ払いつつ突き進むからこそ、ひとたび間違った道に迷い込んだとしても気が付かず爆進してしまうこともあるでしょう。 そうした時に助け船になるものが『与心』なのです。 何のための目的目標であり、何ゆえの手段方法なのか…。 それを正しく想起するためには愛の想いが必要であります。 愛を貫くための『矢心』であり『唯心』である。 長い人生途上では時に信念が弱る時期もあるはずですが、その時こそ愛という一文字を想い出して致だきたい…。 この愛の一文字すら想い出せないなら、嘘でも良いので誰かに何かを与えてみて下さい。 与えるものは物品だけに拘る必要はありません。 優しさであったり慰めであったり、労わりであったり慈しみであったり…。 手を差し伸べる補助的行為や苦しみを軽減してあげる身代わり行為など。 単に笑顔を振りまくだけでも『与心』に繋がります。 そうした与える想いと行動は、与えられる側に心の余裕とユトリを齎して自然と感謝の念が湧くものです。 喜びに満ちた相手の笑顔は、愛が何たるかを教えてくれるはずです。 山上の垂訓には『与えよ、さらば与えられん』と説かれているように、イエス・キリストの御言葉は愛に於ける大真理でありました。 誰かに与えた愛情は徳積みとなって天の倉に温存され、それが善なる魂の傾向性として未来の貴方を影に日向に手助けする徳性になるのです。 『与心』は更に『矢心』を強化し『唯心』を浄化して、貴方の信念を確かな自覚に導くでしょう。 こうして『矢心』『唯心』『与心』の正トライアングルが益々信念を高め深めるのです。 信ずることの確かさを知る者は愛深き者である。 愛が無ければ信念は単なる邪心に過ぎない…。 貴方よ正しい信念を抱いて、時代を切り開く導師となれ。 人生に迷う多くの同朋たちに光を投じる灯火となれ。 いつの日か達するであろう目的地には夢がある。 人のために追い求められた夢には愛がある。 愛は永遠である。 これは夢も永遠であると言うことである。 信念の徳性は貴方の夢を実現させる最大のアイテムになるであろう。 この信念を抱いて今日を歩め。 しからば明日は尚一層の成果あらん。 混沌の時代を切り開く者は貴方である。 信念の徳性を正しく磨いて突き進め。 それが天意の十字架を背負って地上に降りた貴方の華麗なる人生である。 |