13 和合

 

ここまで社会秩序を具現化してゆく為に必要な努力精進として『観念』『経験』の徳目を語ってまいりました。

そしてこの次の段階として『和合』の徳目を説明いたします。

『和合』とは和して融合するという意味あいになります。

何と何を和して融合するのかと言うと、人(経験)と人(経験)とを和して、お互いの心(神性)と心(神性)を融合するということであります。

ここであえて心に神性という意味あいを込めた意義は深く、この部分が理解されなければ『和合』は正しく果たされないのです。

つまり霊的想念や霊的憑依を日常茶飯事に経験しながら、それに気付かないまま生きる人間が多いのですが、この事実に気付きながら生きられたなら運命の扉は音を立てて開かれ、未踏の地を切り開くパイオニアとして社会に貢献する人も出てくるでしょう。

それだけ意義のある徳目が『和合』であります。

人間社会と表裏一体の姿で展開する霊的世界は、その時代背景によって様々な様相を挺しています。

争いが絶えない地域には交戦的な霊が多いし、治安の保たれた地域には平和を願う霊が多いです。

そうした霊が多い…ということで、その逆霊が居ないということではなく、人々の普段の心の状態(変転)に従って、当人が関わる霊も様々に変わるということです。

しかし地上人間には一人に一体づつ守護霊がいて時に応じ処に応じて本人を守り導いています。

こうした話から何を皆さんに伝えたいかというと、普段の人間関係は元より目に見えない心の中(感情の総て)を黙って見定めている霊人たちが存在するということです。

例えば貴方が誰かの守護霊であったなら、守り導いている人間に好意を抱いている人には貴方(守護霊)も良い印象を持ちますが、逆に守り導いている人間を嫌っていたり害を加えようとしている人間には貴方(守護霊)も悪しき印象を抱くはずです。

そうして貴方(守護霊)は貴方が守り導いている人間に様々なアドバイス(気付き)を与えたり、周囲の人間にも霊的に関わって苦難困難を回避させんとするはずです。

こうした例えを更に進めれば、誰かに憑依している悪霊も手ぐすねを引いて当事者に関わる人間をチェックしていて、悪事を誘発しそうな相手の感情を霊的に乱しながらワザと闘わせる愚行をするわけです。

このような霊的世界の実情は霊眼の開いた霊能者が居れば日常茶飯事のこととして見えています。

それが見えないからと言って霊的世界の様相は無くなりません。

徳性求道者は何らかの対策を持って日々の人間関係に当たらなければならない…。

ようするに直面する人間関係には霊人たちも含めて社会人としての関わりを貫く必要があるということです。

この延長線上に高級霊界の神々との関わりもあり、『和合』の徳目が類心一体を果たしながら更に高度な徳性段階へと導いてくれるでしょう。

 

 

 

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