006 霊波の品位

 

 

言葉というものは物理的な形をもっていません。

その動きや働きは波長のような霊波であります。

霊波であるからこそ何処までも天空を駆け回り、何物の介在が存在しても難なく通り過ぎて行きます。

しかし言葉の性質にピッタリと兼ね合ったものを発見すると、まるで磁石が引き合うように結び付いてゆくのです。

ここに同類相通ずる心の法則が作用して、言葉の性質なりの自己実現を果たすのであります。

その逆パターンも当然のことながら起こります。

普段から積み重ねてきた魂の傾向性(霊的な性質)と同じ霊波を引き寄せ、その霊波なりの自己実現を、自らの人生を通して発現させることになる。

この時点の霊波の良し悪しは自分では選べないもので、良き運勢(霊波)を引き寄せるか悪しき運勢(霊波)を引き寄せるかは、現状での自らの魂の傾向性(徳性)如何に関わっているのであります。

貴方が自らの運命を恨むなら、その魂の傾向性を長らく安住させてしまった、自分自身の心の甘えの方をこそ恨むべきであります。

ここは霊波の品位を高めるしかない…。

他人任せで目を瞑ってきた人生を、自分の意志で開眼させる必要がある。

自分の運命(人生)は総て自分自身に責任があるのです。

そうした強き意志にて人生の荒波(様々な霊波)を乗り越えてゆくべきであります。

自分の人生を其のまま他人の人生と挿げ替えることは出来ないのである。

ここには普段からの地道な努力があるだけで、良き習慣付けをコツコツと積み重ねるしかありません。

 

 

 

  29 黎明の風 【文化編】