021 悪独断は無責任者の迷妄

 

 

リーダーシップをとる場合に、そのリーダーの人格が関連する人々の命運を左右することになる。

もはやリーダーは私的人物でなく公的人物として生きねばならない…。

時にリーダーは独断を迫られる場面もある。

その時には明確なアドバイスも得られぬまま行動を起こさざる負えない事態にも遭遇する。

しかし真なるリーダーは前後裁断して独断と偏見を行使することになる。

従って人生の選択肢に於いて悩む場面で孤独を味わうことが多いのだ。

しかしここに於いて心得違いをするリーダーがいる。

彼(心得違いリーダー)は常に基準が自分(利得)であるが故に、他者を顧みることもないため紛争が起こり易い。

その紛争の火種は詰まるところ無責任である。

面倒な責任を背負いたくないために逃げ口上が多くなるが、自意識の強い人が我欲のままに独断を行使すると、多くの同朋を巻き込んだ形で座礁するのであります。

こうした悪独断は危険である。

よってリーダーを選出する際には注意が必要であります。

独断と偏見は強いリーダーシップの舵取りであるが、何の為にそれを選択するのかという理由が重要である。

自分の栄華の為なのか、周囲の人々への配慮なのか…。

こうした重要な部分が責任感と無責任感の分かれ目になるであろう。

この部分を蔑ろにすると企業体は傾き、国家も家庭も崩壊の一途を辿ることになる。

無責任者は自分勝手な判断が多くなるので、やがては衆知が気付くのである。

 

 

 

  29 黎明の風 【文化編】