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022 善独断は強責任感の自覚
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独断と偏見に於いても高度な選択肢を有しているのが高徳者である。 その根本的な基準は強い責任感にあります。 何処の誰にも責任転嫁することなく、自らの配慮で物事を進める強さ…。 高徳者には自分というキーワードが少ないのである。 他者との会話を聞いてみても、私(自分)はと言う主語が極力少ないはずである。 徳性は個性を残しつつ統合意識に向かうものであります。 総ての責任は我に在りと認める絶対者の自覚である。 徳性開発が最終的に目指すものは絶対者の自覚を深めることであります。 そこには大いなる神が存在するからである。 大神に全託して日々努力精進を重ねるべきであります。 ここに於いて目に見えない神の存在を信じきる意志は、並大抵のものではありません。 良き結果は神の御導きの賜物であり、悪しき結果は自らの不徳の至りなのです。 徳が足りないために巻き起こる諸問題は多いはずである。 従って徳性には早道が無い…。 地道な努力精進の積み重ねによる魂の善なる傾向性こそ、徳性求道者が求めて止まない光の道なのであります。 魂が幼い者は責任転嫁が多くなり、目先の問題から逃避することが多くなる。 しかし魂の境地が高い者は最後まで責任を全うするのである。 それが徳者の生きる道であり、高徳者の基本的な人生観である。 |