023 積極的な反省回顧

 

 

めまぐるしく変わる時勢の中で、常に最先端を追い求める現代人は、大切な何かを忘れがちであります。

その大切なものは心であり、その奥なる魂であり霊性である。

誰もが幸せを求めながら不幸せな選択肢をえらんでいる。

それは目先の利得追求しか出来ないような狭き視野になりつつあるからです。

肉体の目だけに頼り、見た目の影響だけに翻弄されている…。

こうした視野を広げるためには霊性を磨く必要がある。

そのために自己反省があり、それ故の心の浄化である。

反省自体を何か暗い性格者であると思うのは誤りであります。

これは正しい反省方法を知らない者の嘆きの声である。

失敗事例を繰り返しリフレインするだけでは、マイナスのイメージを重ねてインプットするマインドコントロールと同じであります。

正しい反省は負の連鎖を断ち切るための前向きな対策検討を要するのだ。

従って人格者の師が必要であります。

正確な智恵を有する徳性求道者が手本となり見本となって導かなければならない。

こうした徳者は積極的な反省回顧を人生の友としている。

こうした観点から反省回顧の正体を見れば、積極的な反省回顧は真なる光明思想であると言える。

何も心を動かさず機械的な人間に成り下がることなく、自分の意志で人生を組み立てる貴方であるべきだ。

同じ思考を繰り返すだけの同パターン人間にならず、自由自在な意志変転を可能にした霊性をこそ手に入れる貴方であれ。

 

 

 

  29 黎明の風 【文化編】