037 氏神と産土神

 

 

家系には先祖代々の御霊が連綿と繋がり、社会には市町村を纏める公共機関がある。

それと同じような霊的ルーツと公霊的機関が霊界に存在する。

霊的ルーツとしては家系の源流に当たる氏神であり、たとえどのような人であれ魂のルーツを辿れば特有の氏神に至る。

しかし現代は個人の霊的ルーツを辿ることが困難な時代になっている。

ここにも文化崩壊の要素が見え隠れしているのである。

魂のルーツを正確に辿れば誰もが氏神に帰属するが、さらにその奥底にて一つに繋がる原点には、日本人としての魂の故郷と言える天照大御神に帰郷するのであります。

日本人の魂の原点は諸々の氏神の御親に当たる天照大御神である。

この霊的ルーツを見失ってしまうと日本民族としての霊的文化は崩壊してしまうのであります。

また地域に根差す公霊的機関としては産土神が存在する。

産土神は地上社会に当て嵌めれば役所の長に該当する。

それぞれの地域(霊的磁場)を司る責任者としての大神であります。

霊的責任者は高天原の協議により互選され、最終的には天照大御神が任命されるのである。

こうして日本民族の霊的磁場は高天原の神々によって統治され、日本民族の香り高い文化が育まれてきたのであります。

日本に移住してくる海外の人々も、日本霊界の役所(産土神)の霊的認可を得て始めて受け容れられるのである。

自分自身にとって氏神と産土神が何方に当たるかを調べて、常日頃からの信仰の対象を見失わないと言うことであります。

 

 

 

  29 黎明の風 【文化編】