045 言葉の乱れが悲劇を招く

 

 

正しい信仰が深まった時代は、人心も良く定まっていたはずであります。

時代の乱れは言葉の乱れから始まる…。

本来の言葉には神々が宿るのであるが、物質文明への傾倒が心の在りかを見失わせ、更に魂の原点をも失わしめたのであります。

言葉は単なる形ではなく言葉を通して光を放つことで、正しい時代としての文化を育成することになるのである。

言葉の一音毎に光(魂の流れ)が感じられなくなったとき、それまでの形(構成要素)が大きければ大きい程、多大な影響を周囲に投げ掛けながら崩壊の一途を辿るのである。

魂が失われたなら形態が崩壊を目指す動きは誠に自然な流れであります。

魂の結びが無ければ細胞も分子も、最小単位としての原子に戻って、新たな宇宙の構成要素に成らんと飛び立って行くのである。

根本原子(または素粒子や霊子)は、本来は他者を生かしめるための構成要素として働きたいのである。

言葉としての構成要素にも霊子が活躍しているのであるが、言葉の意図が悪用され始めると、霊子は早々と高級霊界に里帰りするのである。

しかしその穴の空いた(霊子不在)処に悪霊子が取り憑き、言葉の意味合いを更に歪めて、人間世界に欲望願望を撒き散らすのである。

言葉を正しく扱う徳者が少なくなれば、一時高まった文明も末法の時代に向かうのであります。

そうして数々の悲劇を招きながら阿鼻叫喚が絶えない事態が繰り返されるのであります。

 

 

 

  29 黎明の風 【文化編】