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046 自然災害の警鐘
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言葉の乱れが時代を歪めるという話をしてきた訳であるが、時代そのものも型霊(かたみたま)としての生命を持っているため内部に浄化作用を有している。 つまり生き物はみな苦しみや悲しみから脱却するために、それなりの対処や手当をしてくると言うことである。 身体の一部に痒みや痛みがあれば、自然と手が廻って該当箇所を掻いたり摩ったり洗ったりするはずであります。 それと同じ作用を大自然は行っている…。 雨や風を伴って不穏な想念が沸き立つ地域を一掃しながら、本来あるべき姿に戻そうとする。 その想念(痒みや痛み)が酷い場合は竜巻や台風を起こして応急処置を施し、更に深刻な悪想念ともなると地震や津波を起こして大手術を施す。 こうして自然淘汰された大地に、また新たな文明が芽吹くのである。 かつて大きな文明が地球上に幾度も存在したが、精神的腐敗を迎えて消滅して行ったのである。 自然界が齎した災害としての警鐘は彼らの心に響かなかったのか…。 今まさに文明存続の危機を人類は迎えている訳であるが、それに気付いている心ある人間は、惜しげもなく立ち上がって危機回避を行わなければならないのである。 自然界からの警鐘は現代も続いている。 同朋が自然災害に巻き込まれて命を絶たれても、他人事のように振る舞う人々が多いのは何故なのか…。 それは互いの心の痛みが感じられなくなっているからである。 心の在りかが見えなくなっているからである。 |