054 記録と記憶の違い

 

 

世界各国のルーツを辿れば様々な原点に至る…。

広大な中国は系統であり秩序である。

アラビアは一神教に対する厳格であり正義を貫く心である。

ギリシャは魂の開放と心の自由が原点にある。

欧州は伝統であり思想哲学である。

歴史の新しいアメリカはキリスト教に彩られた自由と正義である。

翻ってみれば日本は連綿と続く家系国家であり大調和の国である。

大和の精神とは大調和を意味している。

調和が正しく機能すれば繁栄を迎えるが、それを大調和と言うのであります。

繁栄は調和が正しく進化した姿であると言うことなのだ。

連綿と続いた日本の天皇制は現代では正しい記述は見当たらない。

そのため皇統の歴史を疑う輩も多いのである。

しかしながら日本人には記憶の中に大和魂が息づいている。

記憶の連鎖が時間と空間を越え、時代をも超えて語り継がれる日本精神であります。

もはや正確な正史の記録は無いが、心に波打つ大和の心は日本人の誇りであり魂の故郷である。

今後の日本は正しい記録を残す工夫が必要になるでありましょう。

時の権力者が自身に都合の悪い史実を塗り替えたがために、日本には正確な正史が存在しない。

従って魂の口伝や行法の継承によって大和の心は引き継がれてきたのであります。

これが日本人の産巣日精神(むすびのこころ)であり文化である。

 

 

 

  29 黎明の風 【文化編】