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059 @ありのままの記述
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時代の証人としての記録を残すための一番目の項目は、有りのままの流れを有りのままに記録するということである。 これがまさにヒストリーそのもので、第三者的(客観的)視点で見たままを記録するということであります。 そこには個人的な感想も他者への配慮も必要がなく、起こされた事物を起こされた内容のまま書き残すということである。 何処にもヒイキせず肩入れもせず人間的な感情も出さず、ただ見たままを記録に残すのみである。 これは基礎教育課程を修練した職業文人が行なうべきで、文化的な深い造詣は必要が無い…。 可能であれば未来のコンピュータが管理しても構わない。 ビデオ撮影した映像を忠実に文章化すれば良いのであるから、コンピュータが機械的に処理すればよいことでもある。 こうした有りのままのデータベースを元にして解説を入れるのは次のステップになる。 解説は人格の高下で様々な変化を見せるので、有りのままの記述には解説も必要が無い。 会議の議事録も同様で、交わされた会話をそのままの言葉で記録するだけであります。 内容の精査は次段階に譲るため、そこに人間的な思惑を付加させないよう注意が必要である。 事件現場の見証段階では有りのままの現状を記録に残すはずであります。 そこに捏造があったなら大問題になる…。 こうして時代の証人としての記録の第一は有りのままに記録するということであります。 |