063 高次元で創造された言霊

 

 

このように多岐に渡る意味合いを含めた言霊(ことたま)は地上世界で作られたものではなく、霊的世界で創造された国霊(くにみたま)である。

しかも言霊の創造の大元は高級神霊世界であります。

だから一音毎に神が宿りたまいて神職を遂行されるのであります。

つまり言霊は神の生命である…。

神の生命であるからこそ言霊の使途は真実であり善道であり優美でありたいものだ。

真善美に正しく働く言霊には常に神の生命が宿るため、病は癒され老いは若返り、不遇は改善され不調和は大調和へと向かうのである。

そうした神聖なる言霊を悪用してきたのは人間の悲しい欲心(自我我欲)である。

言葉の乱れは時代を混乱させて人間性を低俗なさしめてきた…。

そこにはもはや言葉に神が居ないからである。

言葉の使い主は如何なる性質であるかを、よくよく精査し熟知しなければならない。

そこに人間としての徳性如何が問われるのであります。

高次元世界で創造された言霊は次元を下げて型霊(かたたま)を形成するのである。

これが地上世界で人間が扱う言葉の原型である。

この原型は地域性によって個性が異なり、様々な国の原語になっている。

それぞれの言葉を司る神にも性質が違うため、まったく異なった原語になっているのである。

しかし言葉の大元を辿れば実相世界の創造太初に立ち返り、共通の言霊に集約されるのである。

 

 

 

  29 黎明の風 【文化編】