|
067 古伝に込められた意味
|
|
日本古来から語り継がれた童話や昔話は多いのであるが、子供たちに興味を持たせた話の節々に、大人たちにも通用する真理が盛り込まれているのであります。 心を開いて読み取れば簡単な物語の些細な部分に魂を揺り動かす真実が隠されている。 言葉(言霊)とはそういうものである。 文章を読み取る人の徳性如何で読解量が違ってくる。 たとえ数行で終ってしまう文章でも、その内部には無数の真理が犇いている。 こうして隠された真理を深く読み解く者たちが文士(徳性救導者)と言われる人々である。 日本各地に残された神話伝承・童話昔話は、その地方の特色を色濃く出しながら多くの気付きが盛り込まれている…。 北海道のアイヌ神話から始まり、本州に残された龍神神話や大和・出雲神話など、物語そのものには超常現象やメルヘンの世界が展開していても、その奥深くに隠された暗号(真理)を紐解けば、人生百般に通ずる真理を手に入れることになる。 アイヌ神話には石(岩)に纏わる神話が多いが、石は意志であり意識が固まった状態である。 羽衣伝説などは日本各地の水辺に残されていて天女が主人公になって物語が展開している。 また出雲神話には現代にも通用するような智恵や教訓などが犇いている。 これから各地に残された神話伝承・童話昔話などを紹介しながら、隠された真理を順次紐解いてゆくことになる。 |