091 国生み神話 2

 

 

二柱の神(伊邪那岐神と伊邪那美神)に生み出された島々は、総称として大八嶋と言われております。

これが大和国の霊的故郷になっている。

この国生み神話で語られた物語を通して、忘れてはならない日本人の大和魂(やまとだましい)が幾つか述べられているのであります。

@天地創造は二柱(夫婦神)で行われた。

A天の沼鉾を用いて行われた。

B結びの言葉(感謝の心)が大切である。

C国生みには正しい順序がある。

こうした要素が天地創造には必要不可欠であり、

陰陽の両極が、それぞれの極に於ける役割分担を担うのである。

複数の意識による融合が果たされれば、地球も宇宙も創造されるのであります。

また天の沼鉾は真理そのものを貫く意志であり、結びの言葉である『あなにえしえ…』を感謝の心で相手に伝えることで、愛と結びの理念に元ずいた正しい天地創造になるのである。

ただし此処に於いて順序が必要であるということを、国生み神話の物語を通して語り残されているのであります。

それは陰陽の霊的役割と優先順位であり、陰極は空間であり吸引力であり右であり女性であり、陽極は時間であり遠心力であり左であり男性であります。

これは決して魂の序列(男尊女卑)を表すものではなく、陰陽それぞれの個性と役割を説いたものである。

一つの工程(順番)を変えただけで結果が良くならないことは、物理的現象の中にも存在するはずであります。

 

 

 

  29 黎明の風 【文化編】