096 潜在意識に光を照らせ

 

 

人類が文化に於ける融合を望むなら、いったん足を止め過去を振り返り見る必要がある。

過去には人類のルーツがある。

愛に於ける原点がある。

忘れかけた心は遥かなる道程の中に、置き去りにされた記憶の迷い子である。

時の為政者によって闇に伏された真実は、記憶の宝庫を押し開くことで白日のものとなるのであります。

預言書に書き残された如くに死者は霊言として蘇り、三千世界は梅の花が咲き広がる如くに現実のものとなる。

今まで正しいと思われていたものが間違いだと気付き、気にも掛けなかった物事が大切な真理であったと気付かれる日がやってくる。

人々は長らく回顧反省を忘れていたのである。

人間にとっての智恵は過去にある。

その原点は神の世界に通づるのであります。

そうした原点に立ち返ることで、人類の正しい心の復古は果たされるのである。

心の無い文化は有り得ない…。

魂の響き合いが忘却の世界を呼び覚ますからである。

お互いの感性は形を超えて響き合い、心と心を結び合うのである。

現代の人間が正しい回顧反省をしたがらない理由は、心の世界にヤマタノオロチを巣喰わせているからである。

ヤマタノオロチの正体は錯乱であり破壊であります。

様々な個性(色合い)を灰色に化して有耶無耶にする行為は、ヤマタノオロチの常套手段である。

人間たちよ何時までも心の支配を許す事なかれ。

貴方の心に光(真理)を灯して、闇に乗じて横行闊歩するヤマタノオロチを駆逐せよ。

 

 

 

  29 黎明の風 【文化編】