105 結びの大道を歩め

 

 

人類が侵してきた大きな罪は戦争を容認したことである。

各時代が常に動乱へと突入した背景には、我欲虚勢(我のみ良し)の乱立台頭があったのである。

封建社会の最中には戦乱が少ない事実を見れば、我の強い利己主義者が乱立して互いに我欲虚勢を張り、相互に譲ることなき結末を辿れば戦乱であった。

これは悲しくも虚しい結末である。

決して封建社会が良いと言う訳ではない。

閉鎖的な封建社会は人間社会の在り方には?であるとの解答が出ている。

未来を生きる夢追い人たちは、個性化を目指しながら心を一つに融合させるという、高度な時代の要請を実現しなければならない。

繁栄の正体は正しい調和の増幅である。

結びの心なくして繁栄は有り得ないのである。

現代の夢追い人たちよ、切磋琢磨の精神を忘れるな…。

切磋琢磨には相手の才能を認める余地がある。

切磋琢磨には共に高めんとする協調精神がある。

他者を亡き者にしなければ自らを表現出来なかった哀れな先人の真似をするな。

本物の天才は自分の努力精進を無心に続けるだけで、後続のライバルさえも育てるのである。

高潔な精神は時代を超えてさえも、次代の夢追い人まで育てるのである。

この文章に触れられた貴方たちは結びの大道を歩め…。

貴方の夢追いは、その根本理由は『結びの大道』であれ…。

これが高天原の神々の真なる願いである。

 

 

 

  29 黎明の風 【文化編】