106 未来を生きる夢追い人たちへ 1

 

 

貴方が人生に迷うなら、このメッセージを想い出してほしい…。

世の中は西暦2015年も終わりを告げようとしている。

人心は乱れ、社会は混乱の渦の中にあるが、未だ人々は自分の心の羅針盤(在り処)を見失ったままだ。

社会通念は歪み、その歪みさえ気付かない人が溢れている。

弱者は弱者のまま朽ち果て、日没を迎えようとしている。

偽りの強者は虚栄を張って、空しい遠吠えを繰り返しているだけだ。

心の闇夜は長く続いているが、自覚のない精神病者には響くものがない。

さらに未曾有の激震が大波が暴風が、ヒタヒタと足早に忍び寄る音が聞こえてくる。

これから人類最大の難所を幾重にも乗り越えて行くことになるだろう。

しかしこうした盲目の時代の中に、小さく揺らめく灯火がある。

時には強く周囲の足下を照らし、時には心ない風雨に消し去られそうになりながら、それでも命を繋いで灯火を持続し続けた人々がいる。

そうした人々をこそ神々は導いているということだ。

未来を生きる夢追い人たちに、先達の一人として僅かながらの言葉を贈ろう。

人間には二つの手(心)が与えられている。

その左手で貴方自身の命を守れ…。

神様から戴いた貴い生命を無駄にするな。

その右手は誰かの生命を守るために空けておきなさい。

貴方の右手は欲得を貪るためにある訳ではない。

いま奈落の底に落ちる魂が多いが、貴方の右手は彼等を救うためにある。

 

 

 

  29 黎明の風 【文化編】